解 説
■素朴に生きよう・大自然は永遠に素朴であり真理を秘めています。私たちもそのような心で生きましょう。
■気魄を養おう・・気魄は万物生成の根源、私たちも日々気魄をもって生きましょう。
■気品を養おう・・詩道に精進すれば自然に生まれる気品、それは誇り高く文化の香り豊かな風格です。
■一心になろう・・他念のない心で全力を傾けている姿は美しいもの、一心になれることは幸福な人生です。
■個性を生かそう・自分独自の独特の持ち味は大いに生かしましょう。但し基本に忠実でありたいものです。
■人を賞めよう・・自分に謙虚であれば人を賞められます。人を賞めることで自分の人間性も高めましょう。
■物のあわれを・・物のあわれとは物事に心を傷ましめ深き思いを誘う情景。日本の優雅な伝統の心であり
知る人となろう 理性よりも感情を主とした心のはたらきを言います。それが解る生き方をしましょう。
■義理を重んじ・・義理は人として行うべき正しい道筋であり務めねばならない情誼。その心は素朴な心情
よう から生まれます。
■知性美の人と・・理性的な輝きが全身に溢れた人を知性美の人と称します。
なろう。 私たちも磨きをかけましょう
■渋みを養おう・・渋みとは、「余韻」「幽玄」という言葉にも通じ、それは「深さ」「さび」「ゆかしさ」
を備えた「いぶし銀」のような良さを言います。人間完成へ近づくにつれて、そこはかとなく残る響きであり、枯淡な境地でもあります。是非そのような渋みを養いましょう。
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